2009年1本目の記事にふさわしい話題ということで・・・
富士山頂から朝日が昇るダイヤモンド富士。
本栖湖畔の竜ヶ岳と増穂町の高下が、正月にダイヤモンド富士を望めるポイントとして人気があります。
竜ヶ岳は約1時間半の山登りとなりますが、高下は車でアプローチできるので幅広い層に人気です。
(以下
asahi.comから引用)
■「名所」増穂へファン集結
富士山の山頂に輝く日の出「ダイヤモンド富士」が撮影できる数少ないスポット、増穂町の高下(たか・おり)。撮影に適した年末年始の期間、全国からカメラを携えた人たちが集まってきた。ダイヤモンド富士に魅せられた3人の男に、その理由を聞いてみた。(柏原愛)
先月23日午前5時。東の空が輝く。身延の低い山々の向こうに、富士山のシルエットが浮かび上がった。車から次々と三脚を持った人たちが出てきた。
冬の澄み切った空の下、日の出のダイヤモンド富士の撮影は、増穂町高下と富士河口湖町、身延町の境にある竜ケ岳が有名だ。この高下には、冬至の12月21日から1月3日までの期間、全国から集まった人たちが「その瞬間」を待つ。23日も駐車場には袖ケ浦、足立など県外ナンバーの約70台が止まっていた。
■横浜・70歳 撮れた感激大
横浜市南区から来た堤昭さん(70)は5年前から高下に通っている。今回の滞在は18日から25日まで。「ここでは短期間に2回はきれいなダイヤモンド富士が見られる」と言う。23日朝は残念ながら雲が富士山を覆ってしまった。
富士山の写真は10年前から撮っているという。夏は赤富士、冬は西伊豆で駿河湾の奥にそびえる富士山も狙う。ワンボックスカーでの車中泊生活は年間で計210日ほどになるという。ベッドやDVD付きのテレビ、コンロに冷蔵庫まである。魅力について堤さんは、「撮れると感激大。それを求めて来ている」と答えた。
■木更津・75歳 日本人の心だ
千葉県木更津市から来たデザイナー相川弘さん(75)は富士山撮影歴10年。今回は23日から26日までの滞在。富士山について「品があって日本人の心。(撮影は)死ぬまで続ける」と語る。
相川さんは、櫛形山や安倍峠など順番に富士山を追っかけて来ているが、車で撮影ポイントまで来られる高下は魅力的な場所だという。写真歴は50年。なぜ富士山に魅せられたのか? 「ぱっと来て撮ろうとしても撮れない。1週間から10日いないといいものにならない。富士山は他の風景写真と違う。一番難しい」
■長野・72歳 待って期待感
長野市から来た吉田正夫さん(72)は「自分で歩けるまでは続けたい」と言う。
写真は若いころから趣味だった。富士山は60歳で市役所を退職してから撮り始めた。高下には毎年来る。今回は20日から25日まで滞在する。「良いのがとれるかわからない。でも待つ時の期待感と撮る楽しみ。これが魅力です」と答えた。